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10/16(水)静岡英和学院大学にてバッハ・コレギウム・ジャパンメンバーによるミニコンサートを開催しました。

10月16日(水)静岡英和学院大学・楓ホールにて「バッハ・コレギウム・ジャパンによるミニコンサート」を開催しました。

 

今回のミニコンサートは、グランシップが県内各地の学校や文化施設で実施している「グランシップ こどもアート体験!学校プログラム」の一環として、12月20日(金)グランシップ開催の「メサイア」を演奏するバッハ・コレギウム・ジャパンのメンバー、鈴木優人さん(オルガン)、鶴田洋子さん(フラウト・トラヴェルソ)にご出演いただきました。

(「メサイア」にはフルートパートがないため、鶴田さんはこのミニコンサートのみのご出演でした。)

 

まず初めに登場したのは鈴木優人さん。静岡英和学院大学が所有するポジティフ・オルガンを使い、J.S.バッハのオルガンミサから数曲演奏していただきました。

演奏の合間には、なぜバッハがオルガンミサを作ったのか、というお話がありました。

バッハの教派はドイツのルター派でした。ルターはドイツの庶民が母国語で礼拝できるようラテン語の讃美歌をドイツ語に翻訳したり、ドイツ語の讃美歌を作曲しました。その讃美歌を使ったオルガンミサを作ることで、バッハは自分の信仰を表したそうです。神様へ捧げるものとして恥ずかしくないものを作ろうとした結果、とても複雑な曲になっていきました。現代のポップスに例えると、ボーカル3〜4人だけで別々のメロディを歌っていても成立するような曲とのことで、お話の後に実演もありました。

オルガンの中に入っているパイプはリコーダーのようなものがほとんどですが、今回演奏したオルガンは5種類のレバーによって音色を変えることができ、リード管を使った珍しい音色の曲や、次々と音色が切り替わっていく曲が演奏されました。

 

続いて、鶴田洋子さんが、バッハがフルート1本で演奏するために作曲した「Allemande from Partita for flute solo BWV1013」を演奏しました。難しい技法が多く含まれる曲ですが、とても繊細で温かい音色が会場を包み込みました。

鶴田さんが演奏するフラウト・トラヴェルソはバッハやヘンデルが生きていた18世紀初頭に使われていたもののように復元された楽器です。柘植の木でできており、4つに分解できます。6つの穴と1つのキーで音階をつくるという簡単な構造になっています。産業革命を経て、大きな規模のホールでも客席に聴こえ、なおかつ大量生産ができるよう20世紀初頭には現代のフルートが台頭していったそうです。

コンサートの最後には静岡英和学院大学の学生代表のお二人から花束の贈呈、柴田敏学長よりお礼のお言葉をいただきました。

普段の礼拝の時間でもオルガンの音色を耳にしている学生の皆さんですが、一流の演奏家による演奏とお話を聴き、改めて宗教曲の奥深さを知り、新たな魅力を発見できたのではないでしょうか。

 

グランシップでは12月20日(金)に「バッハ・コレギウム・ジャパン ヘンデル:『メサイア』(全曲) 」を開催します。それに先駆けて、11月2日(土)には今回出演した鈴木優人さんもチェンバロ演奏で登場する演奏付きの事前講座も開催いたしますので、是非ご来場ください。



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