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「2017年しずおか連詩の会in三島」超満員で発表会まで終了!

今年で18回目を迎える恒例の「しずおか連詩の会」。文芸文化、文芸芸術として世界に誇れるしずおかの大切な文化です。
今回は、連詩を提唱した大岡信さんの故郷、三島市で開催。そして、40編の連詩を創作するために集まったのは、日本を代表する5人の詩人。みなさん連詩経験者で、大岡信さんとも親交の深い方ばかりです。「しずおか連詩の会」を三島市で開催することは実は1年以上前から決まっていたこと。しかし、今年4月に大岡信さんが亡くなられたことで、今年の連詩の会は自然と大岡信さんをそばで感じながらの創作となりました。


創作1日めは、三島市生涯学習センターを会場にスタート。第1詩が誰になるかは、創作初日前夜に、さばき手の野村喜和夫さんが決めます。今回、大岡さんと50年以上にわたり親交のあった谷川俊太郎さんが参加ということで、野村さんは谷川さんに第1詩か第40詩の揚句かの選択を委ねたそう。その結果、谷川さんはトップバッターを選択。これから連詩をスタートさせるにふさわしい5行の詩にみなさん気持ちをひとつにしていきました。

 

順調に進んだ初日が終わり、2日めの朝からは考え込む時間も長くなり、推敲のやりとりも多くなってきました。

1つの詩ができあがると、さばき手の野村喜和夫さんにお伺いを立てるのですが、もちろん他3名もこうした方がよいとか、どんな意図で詩ができてきたのかなど作詩者に質問します。まわりからの批評を受け、苦しみながら詩が少しずつ生まれていきます。

だいぶペースが遅くなってきて、スタッフもハラハラ・・・。
お昼休みに、近くの源兵衛川を散歩して気分転換しながら午後の創作に臨んだおかげで、ペースも回復。何とか予定とおりに2日目を終わることができました。


そして3日めは、創作会場を大岡信ことば館に移しました。同館で開催している大岡信追悼展を観覧しながら、改めて大岡信さんの詩人としての偉大さと功績を目の当たりにし、感慨深い表情が見られました。

少し感傷的な気持ちになりながらも、40編めのゴールに向かわなければなりません。しかし、ゴールが近づいてくれば来るほど遊びの要素や場面展開に注意深くなります。一度方向転換したものを軌道修正するチャンスが少なくなります。詩人のみなさんはきっとそんな戦略を思い描きながら、言葉を丁寧に編み込んでいたでしょう。

最後の揚句は、四元康裕さん。途中までは順番待ちの時間に他の詩人の方といろいろなお話しをされていましたが、37編めころからそわそわし始め、改めて「連詩」とは何かという疑問を自分なりに紐解いている様子でした。


そして生み出した四元康裕さんの40編め。連詩は明るく終わるという暗黙のルールのもと、「岡を上りきると海」の巻が完成しました。

12日に開催された発表会は、満席の来場者で無事に開催されました。

できあがったばかりの作品を、詩人自ら朗読する場面では、会場がその素晴らしさにうっとり。
40編のうち、一部分を詩人のみなさんが解説し、どんな言葉が繋がっているか、創作した時の心境などを紹介しました。

 


また、ロビーには、詩人直筆の詩も展示し、特別な空間となりました。

 

完成した作品は、11/14の静岡新聞朝刊や12/15発行のグランシップマガジンで紹介します。
会場にお越しになれなかった方はこちらをお楽しみに。

 

 



連詩 : 17:23 : comments(0) : trackbacks(0) :

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