9/5(土)・9/6(日)「グランシップ誰もがWonderfulアート」ワークショップを開催しました。

先週に引き続き、令和3年につなげるための「グランシップ誰もがWonderfulアート」ワークショップの後半戦にあたる2つのワークショップを9/5(土)・6(日)の二日間にかけて開催しました。

 

9/5(土)は、「今、人と人がつながるための即興ダンスワークショップ」を開催。

講師は国際的な舞踊集団「山海塾」のダンサー・岩下徹さん。

今回は、ソーシャルディスタンスを保った状態で、「離れていてもつながる」あり方を身体の動きを通して探っていくという試みです。

参加者は検温・消毒をし、講師から常に距離を保つよう説明を受けた後、ギタリストの原大介さんが奏でる柔らかなギターの音色に合わせて体を動かしました。

岩下さんは身振りを交えながら、「体全体で柔らかな線を描くように」、「音を感じてそれを受けながら」と、イメージがしやすい言葉で、身体の自然な動きを導きます。

ゆったりした動きで十分にリラックスした後は、「距離の離れた相手の体を動かす/動かされる」動作や、長いゴムを使った動きで、距離や言葉を超えて交流する方法に挑戦しました。

岩下さんは、「自分の体の中にある強弱を感じ、その時に捉えた感覚を素直に出してほしい。」と語り、その言葉に参加者の皆さんはのびやかな動きで応えました。

 

午後の部終了後にはワークショップの振り返りを行いました。

まず、岩下さんが今回のワークショップの理想像を「『何もない空間』に集まった人と人が同じ空間を共有することで、多様な身体が交流する。それは決して狙ったものにはならないが、参加者の身体から生まれてくる『立ちのぼるもの』を待つことが大事」と語りました。

参加者からは「聴覚障がいを持つ方とパフォーマンスをする場合はどんなことに気を付ければよいのか」、「空間を活かす動きの大切さを知った」等、積極的な発言や質問が交わされました。参加者は「今ここ」でしかできない関係性や、そこから生まれる身体の動きを体験したワークショップとなりました。

 

9/6(日)は「目をつむるスタジオ」と「令和3年に向けた目をつむる写真展」を開催。

今回の写真展は当初開催を予定していた展覧会「グランシップ誰もがWonderfulアート」で、アーティストの福井揚さんとともに、展示をしていただく予定だった成実憲一さんの次年度に向けたプレ展示です。

 

成実さんは、障がい者福祉に従事しながら福祉とアートをつなげる活動に取り組んでいます。アートで社会に働きかける成実さんの活動のひとつが各地で行ってきた「目をつむる写真展」。2016年には「めぐるりアート静岡」でも静岡を舞台に「目をつむる写真展」を開催。今回はその時に撮影したものも含めた過去の「目をつむる」写真が映像とプリントで展示されました。

 

大きく投影された写真に映るのは、世代・職業・性別・国籍など様々なバックグラウンドを持つ人々。その目をつむった表情はとても表情豊か。プリント作品とともに展示された言葉「目をつむることは、ゆるすこと。」という言葉が表すような寛容で優しい気持ちに満ちた空間でした。

 

「目をつむるスタジオ」では、目をつむった写真を撮影。撮る側になったり、撮られる側になったりする中で、参加者からは「自分で撮るとその人とのつながりが増すようだった。」という感想も。

たった1日限りの展示でしたが、翌年が楽しみになるような展示でした。

来年の「グランシップ誰もがWonderfulアート」では、さらに内容を充実させて開催します。ぜひご期待ください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



- : 12:35 : comments(0) : - :

8/29(土)・30(日)「グランシップ誰もがWonderfulアート」ワークショップ 「親子で貼り絵を楽しもう!」&プレ展示「アート⇔他者を思いやる力」を開催しました。

グランシップでは毎年、障がいの有無を超え、誰もが持つ豊かな感性や表現の素晴らしさを感じ合うきっかけの場となることを願い、「グランシップ誰もがWonderfulアート」を開催してきましたが、本年は新型コロナウイルス感染症の拡大のため、止む無く中止となりました。

しかしながら、こうした状況の中でも文化・芸術によって人と人がつながる場を作りたいという思いから、当初展覧会を開く予定だった8月の終わりから9月はじめの週末に、3つの小さなワークショップの開催を決定しました。

 

8/29(土)・30(日)の二日間は、「アート⇔他者を思いやる力:親子で貼り絵を楽しもう!」を開催しました。

講師はアーティストの福井揚さん。福井さんは滋賀県にある障がい者支援施設「止揚学園」創設者である福井達雨氏の四男として生まれ、幼いころから止揚学園の仲間たちとともに生活し、海外での活動を経て、現在は裾野市のスタジオで陶芸や布など様々な素材を使って作品を制作されています。

参加者は、自己紹介後、福井揚さんと止揚学園の皆さんによる作品展「アート⇔他者を思いやる力」の会場内へ移動し、ギャラリートークを体験。福井さんから、作品の魅力やどのように作られたのかを聞き、これから作るものへのイメージを膨らめてから、いざ制作へ!

貼り絵のテーマは自由!参加者は、用意された様々な色・形・質感の布の中から、思い思いの布を選び、自由に貼り付けました。

貼り付けていく中で、思いがけない物語や風景が浮かんだり、大好きなものに見立てたり。同じ素材も、作り手によって全く違う使われ方で、作品に生かされていました。

そして貼り絵の完成後には、制作者が作品に込めた思いやアイデアを発表。他の参加者の作品からも発見があった時間でした。

講師の福井さんは「作品を作る上で大事にしているのは、完成ではなく、作る過程の中で気づくこと。答えが用意されていない中でも、自分の答えを見つけ、勇気を出して行動すること。」と語りました。参加者の皆さんは、作りながら「こんな風にしたい」という思いが生まれ、形にするという経験ができたのではないでしょうか。

 

グランシップでは、9/5(土)は「今、人と人がつながるための即興ダンスワークショップ」(講師:岩下徹、※小中学生の親子で、午後の部をご希望の方のみ申込受付中)、9/6(日)は「目をつむるスタジオ〜令和3年『目をつむる写真展−つむるつながる』」に向けて〜」(講師:成実憲一)を開催します。

いずれも事前申込制・参加費無料です。ご希望の方は、グランシップチケットセンターTEL054-289-9000(10:00〜18:30)、またはWEBフォームでお申込みください。

 

写真:グランシップサポーター 三橋成美、静岡県文化財団職員

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



- : 13:29 : comments(0) : - :

第2回 グランシップ「音のないレコードコンサート」

毎月1回金曜の宵に、レコードにまつわるミニ解説とともに30回に渡ってお届けしている「グランシップレコードコンサート」。

新型コロナウィルス感染症のため、2020年2月〜5月は中止が続き、お知らせしていたコンサートは幻のまま。

 

そこで、予定していたプログラムを「音のないレコードコンサート」と題して皆さまにご紹介します。

第2回目のテーマは『映画音楽の巨匠を聴く』です。

 

「臨場感のある音響空間で、ジャズやロックのレコードを思いきり楽しむ」ことがこのコンサートの肝ですが、再開への準備期間としてお楽しみいただければ幸いです。

 

なお、専門家ではなく、一音楽ファンとしての視点からお送りいたしますのであしからず。

 

【案内人:前田幹夫】

公益財団法人静岡県文化財団アドバイザー。

2017年10月より、所有する4,000枚のジャズやロックのレコード・CDを活用したコンサートを企画。

 


映画音楽の巨匠を聴く

〜007、栄光のルマン、となりのトトロ ほか〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回のレコードコンサートは、会場を中ホールに移して8月21日(金)に開催です!

テーマは『クラシック音楽に影響を受けたロックとジャズを聴く』

レコード持ち込みタイムも実施しますのでお楽しみに♪

 



レコードコンサート : 15:05 : comments(0) : - :

6/27(土)グランシップ文化講座「 AI 」開催しました。

本来であれば、3/22(日)に開催を予定していた本講座。

新型コロナウイルス感染症の影響で、開催を延期し、ようやく本日、6/27(土)グランシップ文化講座「 AI 」を開催できました。

 

開催にあたり様々な対策を講じて、講師のお二人は、今回、オンラインでの出演となりました。

 

午前の部の、合原 一幸先生より「AIと脳」についての講義です。

みなさんが今、一番興味を持っていると言っても過言ではない、新型コロナウイルスの感染者数を予測した数理モデルの例などを用いて、”数理モデルから現実の問題に取り組む”ということから、お話が始まりました。

 

講義のあとは、ざっくばらんな質問タイムに。

質問タイムでは、講師二人に登場いただき、参加者のみなさんの疑問にお答えいただきました。

「AIの弱点は?」という質問には、

要素や操作等のフレームを設定できないもの、閉じていない問題には対応が難しいというお答え。

例えると、高速道路を自動運転していたとして、突然の雨、雷、鹿などの動物が飛び出してくるという現象について、人間は起きたことについて対処できますが、AIは、想定の外側で発生するその問題については、対応が難しい、ということです。

 

また、「AIを支えるには多くのデータが必要だと思います。その管理等はどうされていますか?」という質問もありました。

ディープラーニングには、学習させるための膨大なデータであるビッグデータが必要です。

例として、人間のこどもに、「にゃーにゃーとわんわんの違い」を教えるときは、スモールデータでその違いが分かってきます。

AIと人間の脳はそういった部分でも、大きく違っていることなどがわかりました。

 

午後の部は、三宅 陽一郎先生による「デジタルゲームと人工知能」の講義です。

実際にゲームの中のモンスターがAIによって動いている様子の動画などを交えながらお話いただきました。

 

実は、合原先生の大ファンだったとおっしゃる三宅先生。

合原先生も、ゲームの世界で、こんなにもヒューマンインテリジェンスとAIが両立していることに、驚いたとおっしゃっていました。

グランシップとしては、初めての講師オンライン出演の講座でしたが、今後、コロナ時代の新たな展開を模索する上で、一つの大きな糧となりました。

グランシップ文化講座は、今後もテーマを変えて開催してまいりますので、ぜひご注目ください。

 



- : 18:35 : comments(0) : - :

6月13日(土)「グランシップ 親子で楽しむロビーコンサート」を開催しました。

6月13日(土)「グランシップ 親子で楽しむロビーコンサート」を3階ロビーにて開催しました。

2018年からスタートした、0歳から大人まで、どなたでも気軽に生演奏を楽しめるコンサートです。

 

新型コロナウィルスの影響により3月は中止となり、先日5月30日にグランシップの芝生広場で「あおぞらコンサート」を開催。

そして、今回のロビーコンサートは、屋内のイベントとしては再開後初となりました。

 

あおぞらコンサート同様、座席の間隔を空けてご用意。

客席が密集しないよう、ピアノはいつもより見通しの良い場所へ配置し、ご来場の皆様には、検温・消毒・マスクの着用にご協力いただきました。

写真はリハーサルの様子です。

今月は、グランシップアウトリーチ登録アーティスト大石 啓さんによるピアノ独奏をお届け。

ベートーヴェン生誕250周年にちなんで、ベートーヴェン限定プログラムを用意してくれました。

 

大石さんは「有名な作品、いわゆる『月光ソナタ』と共に、あまり知られていない、ベートーヴェンの人間味あふれる小品を組み合わせ、ベートーヴェンの素顔に迫るプログラムを組みました。」とおっしゃいます。

 

 

「月光ソナタ」では全3楽章を演奏。

「エコセーズ 変ホ長調」では楽しそうに跳ねる子どもも。

 

「ベートーヴェンといえばおっかない肖像画の作曲家」というイメージから、ちょっぴり意外な面も見えたような気がします。

 

アンコールでは有名な「エリーゼのために」を演奏。

あいにくのお天気でしたが、屋内でゆったりと本格的なベートーヴェンを楽しむ素敵な時間となりました。

 

また、ご来場の皆さまには、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策にご協力をいただき、コンサートを無事終えることができました。

 

来月のロビーコンサートは、7月11日(土)11:00〜11:30、同じくグランシップアウトリーチ登録アーティスト福本礼美さんによる箏(こと)の演奏を予定しています。詳細はこちら

 

グランシップは、9月8日から、特定天井対策工事(特定天井と呼ばれる吊り天井の耐震化改修工事)のため、長期休館いたしますので、次回が休館前ラストのロビーコンサートです。どうぞ、お見逃しなくご来館ください。

 

グランシップは今後も引き続き、誰もが安心してイベントを楽しめるように対策を講じながら、音楽や伝統芸能などの様々な文化を、皆さんが身近に感じられるよう発信していきます。



イベント : 17:29 : comments(0) : - :

第1回 グランシップ 音のないレコードコンサート 80年代初頭に躍動した“産業ロック”を聴く

毎月1回金曜の宵に、レコードにまつわるミニ解説とともに28回に渡ってお届けしてきた「グランシップレコードコンサート」。

新型コロナウィルス感染症のため、2020年2月以降は中止が続き、お知らせしていたコンサートは幻のまま…。

 

そこで、予定していたプログラムを「音のないレコードコンサート」と題して皆さまにご紹介します。

「臨場感のある音響空間で、ジャズやロックのレコードを思いきり楽しむ」ことがこのコンサートの肝ですが、再開への準備期間としてお楽しみいただければ幸いです。

 

なお、専門家ではなく、一音楽ファンとしての視点からお送りいたしますのであしからず。

 

【案内人:前田幹夫】

公益財団法人静岡県文化財団アドバイザー。

2017年10月より、所有する4,000枚のジャズやロックのレコード・CDを活用したコンサートを企画。

 


 

80年代初頭に躍動した”産業ロック“を聴く

~ ジャーニー、フォリナー、エイジア ほか ~

 

 

 

 

 

 

 

 



レコードコンサート : 21:33 : comments(0) : - :

「グランシップ あおぞらコンサート」を開催しました。

新型コロナウィルス感染症拡大防止により、2月末からグランシップ企画事業の中止や延期などが相次ぎ、数か月にわたり、”STAY HOME”をして、いろいろなことを我慢していた子どもたちのために、広い屋外空間でゆったりと音楽に触れてもらう「グランシップ あおぞらコンサート」を開催しました。

 

今日のグランシップの芝生広場は、タイトルのとおり青空。少し暑いくらいでしたが、間隔を空けて席をご用意。

ご来場のみなさんには、マスクの着用や検温にもご協力いただきました。

 

演奏は、グランシップアウトリーチ登録アーティストの大川美南さん(フルート)と田中亜希子さん(ピアノ)。

小さな子どもたちが楽しめる曲を演奏してくれました。

知っている曲に、子どもたちも自然に身体を動かして楽しんでくれました。

 

 

 

まだまだいろいろと心配なことも多いですが、みんなで協力して感染拡大を防止しながら、少しずつ前に進められればいいですね。

グランシップでは、引き続きいろいろな対策を講じながら、コンサートなどを開催できるように準備をしていきます。

 

これからのイベント情報については、グランシップホームページや公式SNSなどをチェックしてくださいね。

 

 

写真撮影:グランシップ撮影サポーター 猪熊康夫 平尾正志

 

 

 

 

 

 



こどもイベント : 20:01 : comments(0) : - :

2/2(日)グランシップ中ホール・大地で「音楽の宝島コンサート」を開催しました。

2月2日(日)、グランシップ中ホール・大地で「音楽の宝島コンサート」を開催しました。

このコンサートは来場される多くの方に安心して楽しんでもらえるよう、要約筆記や看護師の配備など、様々な鑑賞サポートのもとで行われました。


出演者はグランシップアウトリーチ登録アーティストの漆畑孝亮さん(オーボエ)と池谷隼人さん(サクソフォン)によるデュオ『L’amen』と、小林摩湖さん(ピアノ)。日本の童謡メドレーからクラシック音楽まで、ピアノ・オーボエ・サクソフォンの素敵なハーモニーを披露してくださいました。

 

入場時、受付では来場者の方にケミカルライトを配布。何に使うのかはコンサート終盤までのお楽しみ!

コンサートの始まりは、楽しく元気が出る曲調の「仔象の行進」。
出演者が楽器を演奏しながら客席内を歩きました。間近での演奏に、皆さん興味津々。

楽器の音色がまるで人の笑い声のように聴こえるという、ユーモア溢れる曲「サックス・オ・フーン」や、せつなさと明るさを併せ持つロマン派の名曲、メンデルスゾーン作曲の「ピアノ三重奏曲 第1番第1楽章」など、多彩な楽曲を演奏。
池谷さん編曲の「日本の童謡メドレー」では、スクリーンに映し出された歌詞を見ながら、懐かしそうに口ずさんでいる方も。
 
また、コンサートの合間には演奏で使用した楽器の紹介も。写真を使って丁寧に解説してくれました。


最後の曲「花のワルツ」では、受付で配布したケミカルライトを指揮棒に見立て、来場者の皆さんに指揮者になってもらいました。色とりどりの光がゆらゆらと揺れる様子は、まるで本物のお花畑のよう。たくさんの子どもたちがステージ前に集まって、元気よく腕を振ってくれました。
車椅子の方や、小さな子どもたちからご年配の方まで、皆さんに気兼ねなく楽しんでいただける素敵なコンサートとなりました。


文:令和元年度静岡県公立ホール連携支援研修事業 研修生 鈴木美香(公益財団法人浜松市文化振興財団)
写真:グランシップ撮影サポーター 鈴木勇樹



- : 14:33 : comments(0) : - :

御殿場南小学校で「触れてみよう能楽師」を実施しました。

富士山のふもと、御殿場南小学校の6年生を対象に、日本の伝統芸能である能楽に触れてもらう授業を行いました。

能楽は、謡や仕舞を担当するシテ方などと、演奏を担当する囃子方で構成されています。

 

今回御殿場南小には、武田祥照さん(観世流シテ方)、武田崇史さん(観世流シテ方)、清水義也さん(観世流シテ方)、岡本はる奈さん(観世流小鼓方)、柿原孝則さん(高安流大鼓方)、杉信太朗さん(森田流笛方)の6名が訪問しました。

まず最初に、能楽とはどんな芸能なのか、能楽師にはそれぞれの役割があることを能楽師の先生から説明を受けました。

説明に交えて、本物の能面や楽器を見せてもらったり、謡のお稽古にも挑戦。

 

 

初めて見る楽器や、能楽師独特の声の出し方を目の前で見ることができ、6年生のみなさんも驚いていた様子。

 

後半は、全員体育館に移動して、能楽独特の歩き方、摺り足を代表の児童が体験しました。

 

また、実際の装束をつけて演じられた「敦盛」の一部を鑑賞。

迫力のある動きと音楽に静かに見入っていました。

 

最後には能楽師のみなさんに質問。

 

子どもたちがなかなか触れることのできない能楽について、一流の能楽師のみなさんが本物を見せてくれたとても貴重な時間となりました。

 

 



能・能楽 : 16:17 : comments(0) : - :

1/29(水)・30(木)中学生が本格的なオーケストラのコンサートを体験!「グランシップ中学生のためのオーケストラ」を開催しました。

1月29日(水)・30日(木)の二日間、グランシップの中ホール・大地で「中学生のためのオーケストラ」を開催しました。

この公演は、静岡県内の中学生たちが劇場でのマナーを学び、本格的なフルオーケストラの演奏を体験するというもので、二日間で24校、約3,000人の中学生が来場しました。

 

生徒の皆さんは一人一枚チケットを手にして、券面に書いてある座席番号を頼りに、自分の座席を探します。席に着いたら、プログラムを開いて演奏される曲目に目を通すなどして開演を待ちます。

なお、今回の公演のチラシとプログラムは、静岡デザイン専門学校グラフィックデザイン科の学生さんに制作していただきました。

今回のコンサートの指揮は本名徹次さん。国内外のオーケストラで活躍するほか、ベトナム国立交響楽団の音楽監督・首席指揮者を務め、ベトナムのクラシック界を盛り上げている存在です。そんな本名さんのベトナム音楽界への貢献が讃えられ、2012年にはベトナム政府から文化功労章を、2018年にはベトナム各国友好組織連合会より諸国平和友好記念章を授与されました。

グランシップでは第1回目の「グランシップ音楽の広場」に出演していただいたほか、過去にも中学生のためにタクトを振っていただいたというご縁があります。

そして管弦楽は地元静岡を代表するオーケストラ、静岡交響楽団。二日間に渡り中学生の皆さんのために美しい音楽を届けてくれました。

今回の演奏会で演奏されたのは、ベートーヴェンの「エグモント」序曲とドヴォルザークの交響曲第8番。本名マエストロが「中学生にぜひ聴いてほしい曲」ということで選ばれた楽曲です。マエストロは今年がベートーヴェン生誕250周年であることについて触れ、「今年はベートーヴェンの音楽が世界中で鳴り響く年。ベートーヴェンが活躍したオーストリアのウィーンは、モーツァルトやハイドン、マーラーなど数多くの偉大な作曲家を育てた街で、今もウィーンには多くの学生が集まり、音楽を学んでいる。」と語りました。

交響曲第8番については、「ボヘミア出身のドヴォルザークが作ったこの曲は、民族性豊かで楽章ごとにキャラクターがある。森のささやき、ロマンチックな感情、踊りの風景など多彩なイメージを感じてほしい。」と解説。「常に明るい感じがどこか静岡に似ている。」とも。

また、ドヴォルザークが鉄道ファンで船も好きだったということで、「すぐ側を鉄道が走り、建物が船の形をしているグランシップに来たら喜ぶかもしれない。」と、大作曲家を身近に感じるエピソードも披露していただきました。

そして最後にはアンコール曲も。ヨハン・シュトラウス二世の「ピチカート・ポルカ」は、弦楽器の弦を指で弾く技法で演奏された、軽やかで弾むような曲。勢いのある序曲から始まり、交響曲をまるごと一曲、そしてアンコール曲と、多彩な音楽に触れられた1時間でした。中学生の皆さんは、曲が終わるたび、演奏者を讃える気持ちを込めて大きな拍手を送りました。

 

なお、グランシップ大ホールの見学会に参加した学校の皆さんは、グランシップサポーターのガイド付きで出演者用の楽屋や天井に近く高い場所にある通路など、普段は入ることのできない場所を歩いて回りました。

 

グランシップでは、県内の学生の皆さんに音楽をはじめとする上質な舞台公演に触れていただけるよう、これからも様々な取り組みを行って参ります。

 

【今後の音楽公演】

2/23(日・祝)15:00〜グランシップ春の音楽祭2020 〜がんばるキミに届け〜

3/6(金)19:00〜小曽根真 featuring No Name Horses 15th Anniversary 2020 Until We Vanish 15×15

3/8(日)14:00〜雛の宴 五人囃子のひなまつり

 

写真:グランシップ撮影サポーター 大池利雄、小林涼香、服部益躬、平尾正志

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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