11/23(土・祝)のグランシップは「オープンシアターデー」&「寄席わんだーらんど」で大にぎわい!

11月23日(土・祝)、グランシップから日頃の感謝の気持ちを込めて、「グランシップ オープンシアターデー」を開催しました。グランシップや劇場を楽しみながら知っていただくため、館内の様々な場所でイベントやワークショップを行いました。

 

グランシップへご来場いただいた皆さんをお迎えするのが、エントランスホールの中央に設置された全長4.5mのクリスマスツリー。下田市出身の画家・佐藤浩司郎さんが制作した今年のツリーは、カラフルな星のモチーフと動物たちが飾られた楽しいツリーです。オープンシアターデーはこのオリジナルツリーの点灯式で幕を開けました。

中ホール・大地の「舞台のお仕事体験コーナー」は、実際に公演で使用している機材を使って、照明や音響、映像体験をしてみよう!というもの。静岡県立島田工業高校の皆さんが、小さな子どもたちにもわかるように操作方法の説明をしてくれました。

ステージ上ではグランシップアウトリーチ登録アーティストの「ALBOSトリオ」のミニコンサートも。演奏者の間近で音楽を楽しめるということもあり、多くのご家族が参加していました。

中ホールのロビーではお菓子や雑貨の販売コーナーが登場。駄菓子屋Pecoのブースでは世界のクリスマスを紹介しました。

大ホール・海では、指揮者体験・楽器体験が行われました。楽器体験コーナーでは静岡フィルハーモニー管弦楽団の皆さんと一緒に、子どもたちがオーケストラで使われている楽器の演奏にチャレンジ!指揮者体験では、フルオーケストラを前に福田一雄マエストロと一緒にタクトを振りました。福田マエストロと静岡フィルの皆さんは、翌日の「気軽にクラシックを!静フィル広場」でも前田バレエ団と共に素敵なステージを届けてくれました。

普段は絵画や物品の展示をすることが多い6階の展示ギャラリーですが、この日は色々な工作を楽しめるワークショップが勢揃い。

ツリー製作者の佐藤浩司郎さんのワークショップでは、カラフルな星形のオーナメントを作り、出来上がったものをエントランスのツリーに飾り付けました。

静岡福祉大学のブースではツリーのモビールを手作り。完成品は家に持ち帰ってお土産に。

東海大学短期大学部のブースでは、人気の絵本「100かいだてのいえ」の読み聞かせの他、みんなで部屋の絵を描き、つなげて大きな家を作りました!

いつも大人気のしろくまLaBOのコーナーではクリスマスカード作りや積み木で楽しむご家族が多くいらっしゃいました。

「グランシップたんけんツアー」では、グランシップの中でも普段は入れない場所を歩いて回りました。参加者の皆さんは舞台の裏側に興味津々な様子で、グランシップを支えている人たちの話にも真剣に耳を傾けていました。

今回は、子どもたちに日本の伝統的な寄席芸を楽しんでいただけるよう、オープンシアターデーと同日に「寄席わんだーらんど」を開催しました。はじめに、落語家の林家正蔵さん、林家はな平さん、曲独楽師の三増紋之助さんの三人が登場し、客席のみなさんと記念撮影!その後は携帯電話をオフにして、落語と独楽回しを楽しみました。

観客席の子どものリアクションを噺に取り入れた正蔵さんの落語に笑ったり、紋之助さんの曲独楽を集中して見つめる様子に、子どもたちも寄席芸の世界に入り込んで楽しんでいるようでした。

プロの演者による実演を楽しんだ後は、客席の皆さんも実際に体験してみよう!ということで、はな平さんと一緒にお辞儀や扇子を使って落語に出てくる所作を学んだり、紋之助さんの回す独楽を手で受けたりと、最後まで盛り上がりました。

多くのご家族にお越しいただき、楽しい雰囲気でいっぱいのオープンシアターデーでした!

グランシップはこれからも多彩な公演や文化・芸術活動等への取り組みを通じて、子どもから大人まで多くの県民の皆様に身近に感じていただける施設になることを目指していきます。

(クリスマスツリーの展示は12月25日(水)まで!ぜひ見にきてくださいね。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



- : 22:06 : comments(0) : trackbacks(0) :

11/14(木)「キング・オブ・ジプシー・ヴァイオリン ラカトシュ・アンサンブル」を開催しました。

「世界最速のヴァイオリン弾き」、「ヴァイオリンの怪人」との異名を持つ、ロビー・ラカトシュが率いる「ラカトシュ・アンサンブル」が、11月14日(木)グランシップのステージに登場しました。

 

ジプシー・ヴァイオリンの名家に生まれ、高い技術に裏打ちされた自由奔放な演奏で人々を魅了してきたラカトシュ。今回は、第二ヴァイオリン、ギター、コントラバス、ピアノ、そしてハンガリーをはじめとする中央・東欧で見られる楽器「ツィンバロン」のメンバーと共に静岡へ。クラシックにジャズやタンゴ、民族音楽と、様々なエッセンスが織り込まれたラカトシュ・アンサンブル独自の音楽で、会場はまるでヨーロッパのミュージックホールのような雰囲気に。

ラカトシュといえば、「高速」、「神業」と称される速弾き。驚くほどの速さにも関わらず、音色が美しく一音一音がクリア。激しい演奏がこれでもかと繰り出されたかと思えば、ほんの一瞬で、スローな「聴かせる」ムードになったりと、一曲の中でもめまぐるしく展開する刺激的な演奏に、曲が終わるごとに大きな拍手と「ブラボー!」の声が起こりました。駆け抜けるような躍動感あふれる演奏に、体でリズムをとりながら聴く方も。

ラカトシュが「マエストロ!」と呼ぶツィンバロン奏者、イェヌー・リステシュ。彼が生み出す金属音でありながら柔らかさも備えた豊かな音色に注目された方も多かったのではないでしょうか。ラカトシュとの「速弾き対決」のようなエキサイティングなシーンも。

第一部のアンコールでラカトシュと共に現れたのは、なんとバンドネオン奏者の三浦一馬さん!ラカトシュは三浦さんにとって長らく憧れの存在だったそうです。スペシャルゲストの三浦さんが加わった7人編成で「ラ・クンパルシータ」を演奏しました。

後半は、ラカトシュ風味たっぷりの、ブラームス「ハンガリー舞曲」で幕を開けました。リムスキー・コルサコフの「熊蜂の飛行」のツィンバロンのソロでは大喝采が起こりました。

アンコールでは、再び三浦一馬さんがステージへ。ピアソラの「リベルタンゴ」を熱演!

その後のアンコールでは6人編成に戻り、「黒い瞳」、そして日本の歌「さくら」演奏し幕を閉じました。観客の中にはスタンディングで拍手を送る方も。

終演後にはラカトシュのサイン会を開催!・・・の予定でしたが、そこへ急遽5人のメンバーも参加し、にぎやかな時間となりました。

 

グランシップでは、年末にかけて、注目の演奏者たちによる多彩な音楽公演をご用意しております。

冬のひと時、ぜひ素晴らしい時間をグランシップでお過ごしください。

11月22日(金)「グランシップリサイタル・シリーズ 宮田大 チェロ・リサイタル

12月7日(土)「グランシップ プレミアム・クリスマス・ジャズ・ライヴ ロン・カーター“Four plus Four" 」

12月20日(金)「バッハ・コレギウム・ジャパン ヘンデル:「メサイア」(全曲) 

 

写真:グランシップサポーター 成瀬勇、平尾正志

 

≪演奏曲目≫

【第一部】

ロビー・ラカトシュ:ニューアリエンス/R.Lakatos:NEW ALLIANCE

D.ブラスバンド:ティク・タク/D.Blasband:Tic Tac

M.ルグラン:パパ、聞こえますか? (イエンテルより)/M. Legrand: Papa Can You Hear Me (from “Yentl”)
R.ラカトシュ:マラケシュ時間/R. Lakatos: Hora Marrakachi

ジェリー・ボック:屋根の上のヴァイオリン弾き/Jerry Bock: Fidler On The Roof
ロシア民謡:二つのギター/Traditional:Deux guitares

ヘラルド・マトス・ロドリゲス:ラ・クンパルシータ/Gerardo Matos Rodríguez:La Cumparsita

 

― 休憩 ―

 

【第二部】

ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番/Brahms: Hungarian Dance No 5

N.リムスキー・コルサコフ:熊蜂の飛行/N. Rimsky-Korsakov: Flight of the bumble bee
A.ピアソラ:チキリン・デ・バチン(バチンの少年)/A. Piazzolla: Chiquilin de Bachin
V.モンティ:チャルダッシュ/V. Monty: Czardas

 

【アンコール】
A.ピアソラ:リベルタンゴ/A.Piazzolla: Libertango

ロシア民謡:黒い瞳/Traditional: Dark Eyes

さくら
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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11/2(土)演奏も大好評!「ヘンデル:『メサイア』」事前講座を開催しました。

11月2日(土)、グランシップリハーサル室にて「ヘンデル:『メサイア』事前講座」を開催しました。芸術の秋、ヘンデルやメサイアについて知識を深め、12月に開催する「バッハ・コレギウム・ジャパン ヘンデル:『メサイア』」の本公演をより楽しもう!ということで、多くの皆さんにご来場いただきました。

 

会場に入るとまず目を引くのが、美しいチェンバロ。クリーム色の本体に、動植物のモチーフが彩色されており、休憩時間には近くでご覧になる方も多くいらっしゃいました。

今回の講師は音楽学者でヘンデル研究の第一人者である三澤寿喜さん。ヘンデルの人物像を、劇場の歴史や当時の聴衆の様子などを交え、いきいきと語っていただきました。

「大作曲家」というイメージが強いヘンデルですが、作曲だけに留まらず、台本執筆や指揮の他、現代でいうプロデューサーや演奏者のマネージャーのような仕事もしながら、興行主として劇場を押さえたり、事務仕事や会計も行うというマルチな活躍をしていたのだとか!

一方で、社会的な弱者に心を寄せ、慈善活動に熱心な面もあるというヘンデルの持つ様々な顔を知り、とても魅力的な人物であることがわかりました。

 

今回の講義では、解説している場面に合わせた曲を、その場でバッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーの皆さんに演奏していただきました。講義と実演がセットになることで、説明をより具体的に理解することができました。

今でこそ名作とされる「メサイア」も、ロンドンでの発表当時は不評だったようです。ヘンデルが「メサイア」と同時期に作曲し、先に発表して大成功を博した「サムソン」と「メサイア」の二つの作品を比較する際には、ソプラノの松井亜希さんに、「サムソン」の登場人物、デリラがサムソンを誘惑する場面の情熱的なアリアを歌っていただきました。

典型的なヘンデル作品といえる「サムソン」は、旧約聖書を題材としていながら、ドラマチックな物語を様々な楽器やアリアで華やかに盛り上げるオペラ的な演出がなされています。

 

一方で、同時期に作曲された「メサイア」は、聖書の言葉がそのまま歌詞となり、演技も華やかな衣装もなく、歌声と演奏が呼応して物語を紡いでいくという特異な楽曲であるとのことでした。そんな「メサイア」も基本的には劇場で上演される娯楽作品であり、演奏者の名人芸で観客を圧倒するということが聴衆へのアピールポイントということで、松井さんにメサイアの人気曲「Rejoice greatly,o Daughter of Zion」歌っていただきました。

 

改訂を重ねて、現在では4/4拍子で演奏されることが多いこの曲を、今回は特別にダブリンでの初演時に演奏された12/8拍子で披露していただきました。駆け上がるような歓びがダイレクトに伝わってくる歌声でした。

第二部は、三澤さんとチェンバロを演奏していただいた鈴木優人さんのトークで幕を開けました。

12月のグランシップ公演では全曲演奏でお届けする「メサイア」ですが、ヘンデルゆかりの地であるイギリスやドイツでも短くカットされたものが演奏されることが多いのが現状なのだそう。

三澤さんは「全部の曲が積木のような必然性を持ってメサイアを構成している。メサイアは人間ドラマこそ少ないが、場面ごとに起伏があり、全編を通して初めて味わえる感動がある。ヘンデルは表面的な歌詞や音符だけでなく、登場人物がどういう人物なのかを曲に描きこんでいる。聴く人も演奏する人も、そこに込められた思いを読み取ってほしい。」と語りました。

 

そして「メサイア」のラスト、イエスの受難から復活という、物語が大きく展開するのと同時に調性が劇的に変化するシーンを、テノールの谷口洋介さんに歌っていただき、大きな拍手と共に講義は終了となりました。

クリスマスシーズンには、ぜひバッハ・コレギウム・ジャパンの「メサイア」で、古楽器と合唱の美しい響きをお楽しみください。

 

 

写真:グランシップサポーター 鈴木勇樹

 

 

 



- : 18:05 : comments(0) : trackbacks(0) :

詩人の野村喜和夫さんと高校生が、詩のワークショップに挑戦。

今年20回目を迎える「しずおか連詩の会」の関連企画として、「しずおか連詩の会」のさばき手を務める詩人の野村喜和夫さんが、静岡の高校生と詩を創作するワークショップを行いました。

参加したのは、駿河総合高校と清水南高校の文芸部のみなさん。普段から小説などの文学に親しんでいます。

参加者のうち、半数くらいが詩を創ったことがあるということでした。

 

まずは、「詩」という文芸について小説やエッセイなどとどのように異なるのかを詩人の野村喜和夫さんがわかりやすく解説。

そして、いきなり詩の創作は難しい点もあるので、好きな言葉を列挙する作業から始めてみました。

高校生からは、「誰もいない図書館」、「音楽を聴くこと」・・・など、いろいろと挙がります。

それをあるフォーマットに当てはめていくだけで、不思議と”詩らしい”詩が出来上がります。

この作業を準備運動ととらえて、いよいよ各自で創作作業へ。

まずはテーマの「光」を探しにグランシップの館内外でテーマに沿った写真を撮影。

その後、撮影した写真をもとに詩を創作していきます。

みなさん、スムーズに作業を進めていて、日ごろから言葉に親しんでいるのがよく分かりました。

 

 

後半には、それぞれの作品を発表して野村喜和夫さんが講評。

ある生徒は、「光」から友達の瞳を撮影。

 

鋭い感覚でリズム感の良い詩を書く生徒も。

 

第一線で活躍している野村喜和夫さんをも唸らせる素晴らしい作品ばかりでした。

最後には、同じテーマで詩を創作した野村喜和夫さんの詩を披露。

手書きの文字や言葉を推敲した形跡も残っていて、普段は見ることのない特別な場となりました。

 

2校合同のワークショップということで、普段はなかなか他校と交流する機会の少ない文芸部のみなさんでしたが、和気あいあいとした雰囲気で自由に創作を楽しんでいました。

また、詩人に会うという機会も貴重な経験だったのではないでしょうか。

 

詩人の野村喜和夫さんが参加する「グランシップ 2019年しずおか連詩の会」は12/15(日)にグランシップで行われます。

ただいまチケット発売中。入場料は500円です。

詳しい情報やチケットの購入は、こちらからどうぞ。

https://www.granship.or.jp/event/detail/2280

 



- : 18:31 : comments(0) : trackbacks(0) :

10/16(水)静岡英和学院大学にてバッハ・コレギウム・ジャパンメンバーによるミニコンサートを開催しました。

10月16日(水)静岡英和学院大学・楓ホールにて「バッハ・コレギウム・ジャパンによるミニコンサート」を開催しました。

 

今回のミニコンサートは、グランシップが県内各地の学校や文化施設で実施している「グランシップ こどもアート体験!学校プログラム」の一環として、12月20日(金)グランシップ開催の「メサイア」を演奏するバッハ・コレギウム・ジャパンのメンバー、鈴木優人さん(オルガン)、鶴田洋子さん(フラウト・トラヴェルソ)にご出演いただきました。

(「メサイア」にはフルートパートがないため、鶴田さんはこのミニコンサートのみのご出演でした。)

 

まず初めに登場したのは鈴木優人さん。静岡英和学院大学が所有するポジティフ・オルガンを使い、J.S.バッハのオルガンミサから数曲演奏していただきました。

演奏の合間には、なぜバッハがオルガンミサを作ったのか、というお話がありました。

バッハの教派はドイツのルター派でした。ルターはドイツの庶民が母国語で礼拝できるようラテン語の讃美歌をドイツ語に翻訳したり、ドイツ語の讃美歌を作曲しました。その讃美歌を使ったオルガンミサを作ることで、バッハは自分の信仰を表したそうです。神様へ捧げるものとして恥ずかしくないものを作ろうとした結果、とても複雑な曲になっていきました。現代のポップスに例えると、ボーカル3〜4人だけで別々のメロディを歌っていても成立するような曲とのことで、お話の後に実演もありました。

オルガンの中に入っているパイプはリコーダーのようなものがほとんどですが、今回演奏したオルガンは5種類のレバーによって音色を変えることができ、リード管を使った珍しい音色の曲や、次々と音色が切り替わっていく曲が演奏されました。

 

続いて、鶴田洋子さんが、バッハがフルート1本で演奏するために作曲した「Allemande from Partita for flute solo BWV1013」を演奏しました。難しい技法が多く含まれる曲ですが、とても繊細で温かい音色が会場を包み込みました。

鶴田さんが演奏するフラウト・トラヴェルソはバッハやヘンデルが生きていた18世紀初頭に使われていたもののように復元された楽器です。柘植の木でできており、4つに分解できます。6つの穴と1つのキーで音階をつくるという簡単な構造になっています。産業革命を経て、大きな規模のホールでも客席に聴こえ、なおかつ大量生産ができるよう20世紀初頭には現代のフルートが台頭していったそうです。

コンサートの最後には静岡英和学院大学の学生代表のお二人から花束の贈呈、柴田敏学長よりお礼のお言葉をいただきました。

普段の礼拝の時間でもオルガンの音色を耳にしている学生の皆さんですが、一流の演奏家による演奏とお話を聴き、改めて宗教曲の奥深さを知り、新たな魅力を発見できたのではないでしょうか。

 

グランシップでは12月20日(金)に「バッハ・コレギウム・ジャパン ヘンデル:『メサイア』(全曲) 」を開催します。それに先駆けて、11月2日(土)には今回出演した鈴木優人さんもチェンバロ演奏で登場する演奏付きの事前講座も開催いたしますので、是非ご来場ください。



- : 21:17 : comments(0) : trackbacks(0) :

「静岡の魅力 第10回フォトコンテスト2019」の審査会を行いました。

10月17日(木)「静岡の魅力 第10回フォトコンテスト2019」の審査会を実施しました。

「静岡の魅力 フォトコンテスト」は、静岡県の魅力を世界に発信することと写真文化の発展を願い、2年に一度開催している写真コンテストで、「静岡の魅力」、「写真の魅力」、「モノクロ」の三部門で募集をしました。

10回目となる今回も日本全国から多数の応募があり、全部門合わせて906点の作品が集まりました。

 

静岡県出身の写真家・蜂須賀秀紀さんを中心に、写真家の沼田早苗さんと織作峰子さん、静岡県文化芸術振興議員連盟会長の天野一さん、グランシップ館長の審査員5名は、応募作品を前に、議論を交えながら審査を行いました。

審査委員長の蜂須賀さんは受賞作品について、「視点が独特だったり、作者のイメージを作品に反映できているもの、演出のうまさやアイデアを感じるものが選ばれた。何を撮りたいかが第三者に伝わることが大切。」と評価しました。

入賞作品は後日グランシップホームページで発表するほか、2020年1月18日(土)〜2月2日(日)にグランシップで開催する「静岡の魅力 第10回フォトコンテスト入賞作品展」で展示されますので、こちらもぜひお楽しみに!

 

 



- : 12:15 : comments(0) : trackbacks(0) :

浜松市立北浜南小学校で「狂言ワークショップ」を開催しました!

グランシップが県内各地の学校などに出向き、上質な文化芸術に触れてもらう機会となる「グランシップ 子どもアート体験!学校プログラム」。

今回は、浜松市立北浜南小学校で「狂言ワークショップ」を開催しました。

 

講師は、和泉流狂言方の三宅右矩さん、高澤祐介さん、金田弘明さん。

まずは三宅さんと高澤さんが、6年生の教室で狂言とはどのような芸能なのか、どういった特徴があるのかなどをお話ししました。

 

6年生の国語の教科書には狂言が掲載されていて、国語の教科書を使いながら演者の方から本物の話を聞くことができる貴重な機会です。

 

授業の中では、講師の先生のお手本をまねて、笑いの表現を体験しました。

みなさんはじめてでしたが、大きな声を出すことができましたね。

 

 

 

教室での授業の後には、体育館へ移動。

各クラスの代表の生徒が、特別に用意された能舞台にあがり、摺り足や狂言独特の名のりを体験しました。

少し重心を落とした構えの姿勢で大きな声をだし、摺り足で動くのはなかなか大変。

 

 

実演「棒縛」では、少しむずかしい言葉もありましたが、子どもたちは大きな声で笑って楽しみました。

 

教科書や映像だけで学ぶだけでなく、本物を見ることは子どもたちの記憶に強く刻まれることでしょう。

子どもたちだけでなく、一緒に鑑賞した保護者のみなさん、学校の先生方も一緒に楽しんでいた様子がとても印象的でした。

 

三宅先生が言っていた、日本の文化を大人になったら是非海外の人にも伝えてほしいという言葉、北浜南小学校のみなさんは実現できそうですね。

 

今回出演していただいた、三宅右矩さんは、2020年1月にグランシップで行われる「グランシップ静岡能」にも出演します。

こちらもお楽しみに!

 

 



能・能楽 : 13:50 : comments(0) : trackbacks(0) :

2回目の「ふじのくに伝統芸能フェスティバル」を開催しました。

2020年東京オリンピックパラリンピックの文化プログラムとして、3回シリーズで開催している「ふじのくに伝統芸能フェスティバル」。
第2回目はグランシップ中ホールで開催しました。今回のサブタイトルは、「地域とともに、大人からこどもたちへ」。

多くのお客様に関心を持っていただき、会場前から長い列が。

 

今回の公演では、県内で様々な伝統芸能に関わる団体を御紹介し、その活動の様子や子どもたちにどのように伝承しているのかについてお話ししていただきました。

川根の笹間神楽保存会は、「三宝太刀の舞」を披露。日頃は川根中学校の生徒のみなさんにも芸能の指導を行い、地域と学校が協力して取り組んでいます。

掛川獅子舞かんからまち保存会は、掛川市瓦町に伝わる獅子舞や道行などを披露。小さな子どもたちが行列に参加している様子から、幼いころから自然にお祭りや芸能に触れる環境になっています。

同じく掛川の遠州横須賀三社祭礼囃子保存会は、お囃子と祢里(ねり)が特徴。華やかなお囃子とひょっとこの舞など、楽しいお祭りの雰囲気に包まれました。

また、トップバッターと最後を飾ってくれたのは、静岡県立駿河総合高等学校の和太鼓。迫力ある太鼓の音と会場の照明が相まって、ダイナミックかつ繊細な太鼓の音色を聞かせてくれました。


今回は、静岡県民におなじみの久保ひとみさんが司会、テレビやラジオで活躍している作家の岩下尚史さんがコメンテーターとして参加してくださいました。


テンポよく息の合った二人のお話しで、2時間の公演があっという間に過ぎていきました。

 

地域に伝わる芸能は、その地域で脈々と受け継がれているもの。是非次の機会には、各地域のお祭りに足を運んでそれぞれの芸能をお楽しみいただければと思います。

 

次回の「ふじのくに伝統芸能フェスティバル」は2020年5月に開催予定。お楽しみに!

 



イベント : 12:17 : comments(0) : trackbacks(0) :

9/14(土)「グランシップ 誰もがWonderfulアート」が開幕!「Wonderfulコンサート」も開催しました。

9月14日(土)、「グランシップ 誰もがWonderfulアート」が開幕しました。

グランシップ 誰もがWonderfulアート」は、障害の有無にかかわらず、一人一人が持つ感性や、表現することの素晴らしさを感じ、互いに理解し合うきっかけの場となることを願い開催しているアートイベントです。

 

初日に行われたオープニング式典では、富士特別支援学校富士宮分校音楽部の皆さんに演奏を披露していただきました。

 

今回の展覧会では、障害のある人が綴った詩と著名人やアーティストのアート作品がコラボレーションする「第24回NHKハート展」、県内特別支援学校の児童・生徒の皆さんによる「ウィズハート展」、そして浜松市在住の安間佐恵さんによる「安間佐恵 貼り絵展」という3つの作品展を一挙にご覧いただけます。

 

24回目となる「NHKハート展」では、沼津市出身で今注目の俳優・磯村隼斗さんや、歌手のDream Amiさんも参加。「あの人がこんな作品を!」、「この詩をこんな風に表現するんだ!」という驚きがあるのもNHKハート展の魅力。

歌手の三浦大知さんは、ミュージシャンでアーティストの千春さん、グラフィックデザイナーのCurly_madsさん、アーティストの木下航志さん、チアキさんとタッグを組み、栃木県の13歳・水野優午さんの詩「スイッチ」から受けたイメージを、イラスト・歌詞・音楽で表現。音楽を聴きながら、水野さんの力強い詩を見て立ち止まる方も多くいらっしゃいました。

「ウィズハート展」では、県内特別支援学校29校が参加。繊細だったり大胆だったり、個性豊かに表現された作品から、物を作ることの楽しさや工夫、集中している様子が伝わってきます。

「安間佐恵 貼り絵展」では、和紙を根気よく貼ることで生まれる独特のラインや立体感が魅力の安間佐恵さんの作品を一挙に展示。一作品を作るのに数か月を要するという力作の数々をぜひご覧ください。

展覧会場の前の、Wonderfulマーケット 『とも』では、県内の福祉事業所で作られた小物や焼菓子を販売しています。アート鑑賞と一緒にお買い物もお楽しみください。

 

9月15日(日)・16日(月・祝)には「Wonderfulコンサート」を開催。赤ちゃんや障害のある子どもたちが家族と一緒に、グランシップアウトリーチ登録アーティストの生演奏を楽しめるステージです。

 

15日(日)はトロンボーン三本とテューバという低音楽器で構成された、栗ボーンカルテットが登場。みんなが知っているポップスや童謡、静岡人ならわかるローカルCMメドレーを披露。音楽を聴きながら、体を動かしたりダンスをする方も。楽器の説明や楽しいトークを挟みつつ、最後はオリジナル曲「サンバdeマロン」で盛り上がり、アンコールの「いがぐりブルース」では観客の皆さんとのコール&レスポンスも。

16日(月・祝)はピアニストの小林摩湖さんと村上夢子さんが息の合ったピアノ連弾を披露。人気の絵本「14ひきのあさごはん」を朗読付きで、そして中田喜直作曲の「日本の四季」お届けしました。物語や四季それぞれの情景が思い浮かぶような演奏でした。

 

グランシップ 誰もがWonderfulアート」は、9月29日(日)まで入場無料で開催しています。芸術の秋、ぜひご家族やご友人と一緒に遊びに来てくださいね。

 

写真:グランシップ撮影サポーター 猪熊康夫、孫田仁、瀧下勇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



- : 22:04 : comments(0) : trackbacks(0) :

「伝統芸能こどもサミット」を初めて開催しました!

静岡県文化プログラムとして9/22に開催される第2回目の「ふじのくに伝統芸能フェスティバル」の関連企画として、この夏はじめて「伝統芸能こどもサミット」を開催しました。
各地域で脈々と受け継がれている伝統芸能や民俗芸能はその土地に暮らすみなさんが大人からこどもたちへと伝え、芸能が受け継がれています。
今回のサミットには、県内から10団体、大阪から1団体、総勢31名が集まりました。日頃取り組んでいる芸能は、地域によって様々。町内で活動していることもあれば、学校単位で取り組んでいるという団体もあります。普段は自分たち以外の芸能に触れる機会は少ないかもしれませんが、グランシップに集まることで他の地域の活動を知る機会になりました。

 

会場は、国際会議も実施できるグランシップの会議ホール。

円卓のテーブルに一人ずつ座ります。はじめての場所に少し緊張気味の子も。
サミットに必要な議長は、横尾歌舞伎保存会の戸田なつみさんが務めました。こどもたちのフォローには、静岡大学と常葉大学の学生が入りました。

まずは、緊張をほぐすために能楽師の長谷川晴彦さんによる謡のお稽古。


長谷川さんは掛川市の出身で子どものころには参加したみなさんと同じように、地域のお祭りに参加していたとのこと。

 

身体を動かした後は、4つのグループに分かれて分科会に。


芸能に触れたきっかけ、楽しいことや苦労していること、これからの目標などをそれぞれ話し合いました。この日初めて顔を合わせたばかりでも、楽しいことや苦労していることなどは共感できることも多く、グループのメンバーとはすぐに仲良く話し合っている様子が印象的でした。
高校生のグループでは、パフォーマンスを披露している場面も見られて、世代に応じて充実した話し合いが行われました。


最後には、各グループで目標を定め、全体会議で発表。全体会議では、それぞれが各芸能の衣装に着替えて、分科会の様子を紹介しました。


最後にはみんなの決めたスローガンを認識し、議長の宣言によってサミットが閉幕。


今回、周囲で見ていた大人たちも、こどもたちの真剣な表情や将来を見据えた目標に改めて地域の芸能を伝えていく使命を感じていた様子でした。
少子化など、様々な要因によって芸能を伝えていくことが難しくなることもありますが、他の地域での成功事例などを知ることで、各地域の問題解決にもつながるきっかけになればと思います。

 


9/22には、第2回目の「ふじのくに伝統芸能フェスティバル」が行われ、県内各地の団体の実演と芸能の継承事例を紹介します。


今回のサミットの様子も紹介しますので、是非ご参加ください。
詳しい内容や申し込み方法は、ホームページからどうぞ。
https://www.granship.or.jp/event/detail/2363



こどもイベント : 10:20 : comments(0) : trackbacks(0) :
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