2016年しずおか連詩の会 「風の千層」の巻  完成しました!

11/17〜19まで3日間かけて創作した今年の「しずおか連詩の会」。

今回は、暁方ミセイさんの発句の中から、「風の千層」の巻という事になりました。

 

11/20には、この作品の発表会を開催。

 

前半では、創作中の様子を映像で紹介し、詩人のみなさんがどんな環境で作品を生み出しているのかをお伝えしました。

その後、詩人自らの朗読で、この連詩を披露。

詩人のみなさんの朗読を聞くことができるのが、この「しずおか連詩の会」の発表会の醍醐味でもあります。

創った本人の気持ち、状況が伝わるような心のこもった朗読です。

言葉と言葉の間や、イントネーション、スピードなどで、平面だった言葉を立体的に感じることができました。

 

後半は、いよいよそれぞれの作品の解説。

前の人のどの言葉を受けたのか、創作中のエピソードや感想なども聞くことができました。

 

1句目のミセイさんは、宿泊していたホテルの景色から受けた詩を生み出しました。

2句目は俳人の高柳克弘さん。1句目の晴れ晴れとした夜明けの勢いを受け「富士」や「駿河湾」などを織りこみました。

3句目の高貝弘也さんは、高貝ワールドを最初から発揮して、5行詩の中の3行目を空白にする業を披露。

解説の中で、野村さんが「無」に存在を与えるのは東洋的、禅の精神が感じられると仰っていました。

高貝さんは、空白の行で“海面”を表現したということ。空と海の間の意味、という事でした。

4句目の野村さんは、3句目の「朧月」(スーパームーン)を受けて「ルナティック」という言葉から開始。

3行目には「虹」という言葉を使いましたが、創作3日目に本当に大きな虹が見られるとは夢にも思わなかったという予知詩(?)となりました。

 

時間の都合上、全ての解説をお聞きすることはできませんでしたが、作者自らにお話を聞くことができるのはとても貴重な機会となりました。

 

会場内では、詩人直筆の作品を展示。

筆跡でも、個性が表れます。

 

また、事前に県内の小学校で実施した「連詩ワークショップ」の作品も展示しました。

 

今回完成した「風の千層」の巻は、11/21(月)に静岡新聞朝刊に掲載されています。

18回目となる来年も乞うご期待!

 

 

 



連詩 : 11:28 : comments(0) : trackbacks(0) :

「2015年しずおか連詩の会in浜松」の発表会が開催されました。

11/5からはじめて浜松市にて創作を開始した「2015年しずおか連詩の会」。
3日間の創作期間を経て、11/8にクリエート浜松にて発表会を行いました。

あいにくの天気にも関わらず、たくさんのお客様にご来場ただきました。


当日は、覚和歌子さんが体調を崩されて冒頭のみ挨拶でご出演。


今回巻きあがった詩のタイトルは「明るい浦に鳴る音」。
出来上がったばかりの詩を、詩人自らが朗読しました。こういった場面も、「しずおか連詩の会」ならではの光景。
ちなみに、初参加の町田康さんは全編を朗読することに驚いていらっしゃいました・・・。
(覚さんの部分は、さばき手の野村喜和夫さんが朗読しました。)

その後、連詩の一部を解説しました。

創作時のエピソードや、前の詩のどんな部分を受けて創ったのか、文字を見ただけではちょっと分かりにくいものも、どういった状況なのか、何を空想したのかなどを詩人自らが解説。
時折、笑い声も聞こえる和やかな会となりました。

会場のロビーには、10月に県内で行ったワークショップの作品を展示しました。


今年は、はじめて参加した町田康さん、岡本啓さんの参加で新しい風が吹いた連詩の会となりました。
筆者は、本番当日に町田さんが「PUNK」と書かれたTシャツを着てくださったことにも喜びを感じてしまいました。

今回できた作品は、グランシップ広報誌の次号(12/15発行)に全編掲載します。
お楽しみに!

 


連詩 : 20:42 : comments(0) : trackbacks(0) :

「2015年しずおか連詩の会」2日目。

昨日から始まった「2015年しずおか連詩の会」。
今日は、創作会場を浜名湖畔の舞阪協働センターに移しての実施です。

建物の前には、きれいな浜名湖が広がります。

今日は、第15編めの覚和歌子さんからの創作開始。
しかし、覚さんは体調不良のため、ホテルのお部屋からの参戦。

2日目ということもあり、みなさんの距離感もぐっと近くなった印象です。


朝10時ころから開始した創作も夕方になり・・・


(↑岡本さんの創作中に浜名湖に沈んでいく太陽を見つめる詩人とスタッフ)

そんな太陽はもうすっかりいなくなり、外は暗くなっていますが、
今日の創作はまだまだ続きます。

ただ今、24編目を町田康さんが完成させ、さばき手の野村先生に「いい展開ですね!」とお言葉をもらっていました。

さて、2日目の今日は何編目まで出来上がるでしょうか?
創作の様子は、twitterやfacebookで報告中です。

https://twitter.com/GRANSHIP_
 
https://www.facebook.com/granship.shizuoka/


 


連詩 : 17:29 : comments(0) : trackbacks(0) :

静岡市立蒲原西小学校で「連詩をつくろう!ワークショップ」を開催。

駿河湾を眼下に見下ろす静岡市立蒲原西小学校で「連詩をつくろう!ワークショップ」を開催しました。

高台にある校舎からは、キラキラと輝く駿河湾や、三保半島、伊豆半島、富士山を望むことができる素晴らしい環境の学校です。

今回ワークショップに参加したのは、6年生の2クラス。
講師の先生は、野村喜和夫さんと覚和歌子さん。
それぞれのクラスには予めテーマを決めてもらいました。1組は「羽ばたく」、2組は「すてきな景色」。

まずは、「連詩」とはどんなものかを講師の先生から説明していただきました。


その後に、連想ゲームのようにテーマから思い描く言葉をどんどん挙げていきます。

それをつなぎ合わせたり、他の言葉を加えたりして各グループごとに詩を作っていきます。

グループごとの詩をつなげてみると、ここは入れ替えた方がいいよね、とか同じ単語が出てきた時は別の表現をした方がいいよね、などと、みんなで推敲していきます。

最後には、できた連詩にタイトルを付けて完成。
多数決で決めたクラスもありました。


どちらのクラスも、テーマに沿ってストーリー性のある連詩が完成しました。


音楽にのせて歌ってみると、さらにその情景が浮かび上がります。


蒲原西小学校6年生のオリジナルソングができました。
小学校の思い出として、きっとみなさんの心の中に残るのではないでしょうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「2015年しずおか連詩の会in浜松」
11/8(日)14:00〜
クリエート浜松(浜松駅より徒歩10分)

観覧者募集中です。
詳しくはこちらへ。
http://www.granship.or.jp/audience/event.php?id=1236




 


連詩 : 08:53 : comments(0) : trackbacks(0) :

沼津市立第五小学校にて「連詩をつくろう!ワークショップ」を開催しました。

グランシップで開館当初の平成11年から開催している「しずおか連詩の会」。
第一線で活躍している詩人が共同で40編の連詩を創作し、発表しています。
これに関連して、平成22年からは詩人とともに県内各地の小学校に出向き、国語の授業の一環として「詩人をつくろう!ワークショップ」を開催しています。

今年度第1弾は、沼津市立第五小学校。

沼津市の小学校が使用している国語の教科書には「連詩」が掲載されていることもあり、とても良い機会となりました。

今回参加してくれた詩人は、今年度11/8に開催される「2015年しずおか連詩の会」に出演する、覚和歌子さん、三角みづ紀さん、初参加の岡本啓さん。
それぞれ6年生の各クラスを受け持って、詩とは何?、詩人ってどんな職業?、連詩とはどんなもの?などと少しずつ子どもたちに詩について関心をもってもらえるように説明しました。

ひとつの言葉から、連想できる言葉をどんどん見つけていく連想ゲームのようなイメージでとにかく言葉を積み上げていきます。
今回は6年生が半年後に迎える「卒業」がテーマ。

子どもたちも一生懸命言葉を見つけて、紙に書いていきます。

詩人の先生方が少しアドバイスをするだけで、とても素敵な詩的な言葉も出てくるようになりました。

そのワードを少しずつ集めて、予め用意していた音楽にのせてリズム感が合うように言葉を紡いでいきます。

班ごとに考えた詩をまとめてみると、同じ言葉が出てくることも。
そんな時は、同じ意味合いで違う言葉を見つけてみたり、順番を入れ替えてみることでまとまりのあるものになっていきます。

最後には、1クラスずつ完成させた連詩をメロディにのせて、歌で発表。

同じ「卒業」というテーマでも、クラスごとそれぞれの思い出や、これからの希望が違う表現で作品になっていました。
1組のタイトルは「最後の学校〜明日へと」。2組は「桜が咲くころ」。3組は「過去と未来」。
みんなとっても素敵な作品でした。
最後に、詩人の先生方からのお話をいただいて、3時間の授業は終了。

はじめて作った連詩はきっと思い出になるでしょう。
第一線で活躍している詩人の方とも触れあうことができて、みんなの笑顔が輝いていました。


今年度の「しずおか連詩の会」は、11/8(日)クリエート浜松にて開催します。

今回のワークショップに参加した3名に加えて、野村喜和夫さん、町田康さんが登場。
現在参加受付中です。
詳しくは下記をごらんください。
http://www.granship.or.jp/audience/event.php?id=1236

 


連詩 : 09:54 : comments(0) : trackbacks(0) :
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